ウケるコピーよりも売れるコピーを。
セールスライターの伊月(いつき)がビジネスに役立つ情報をお届け。
あなたは「ウケるフレーズ100選とかのコピーって、ありきたりでつまらない」と思ったことはないだろうか?
一例を挙げると
- 無料
- 期間限定
- 最新の
- 完全保存版
- 〇〇する方法 etc.
といったフレーズだ。
これらはセールスコピーの勉強をする中で「お客様の興味を引く」と言われてもてはやされているフレーズである。
だが、日々セールスコピーを学んだり書いたりしていると、これらのフレーズが「ありきたりで効果がないのでは?」と思う日が必ず来る。
いかにもセールスコピーの勉強を始めたばかりの初心者が好んで使いそうなフレーズだから、敬遠しがちになるというのもあるかもしれない。
だが、それでもこれらの「効果があるとされるフレーズ」は、懲りずに使い続けた方が確実に反応が取れる。
なぜなら、これらのフレーズがもてはやされるのは「実際に大きな成果をあげた実績」があるからだ。
セールスライティングにおいて、今の流行り。すなわちトレンドを押さえることはとても重要だ。
だが、セールスライティングのスキルの一番の肝は「時代が変わっても効果があり続ける本質的な文章営業」にある。
どんなに時代が変わっても、自分の得になる情報を得たいといった心理や、逆に危険やリスクを避けたいといった心理は未来永劫変わることはないだろう。
基本的にセールスライティングのテクニックの大半は、100年前も100年後も変わらず効果を発揮するものでできている。
だからこそ、効果があるとされるテクニックはそれが素人っぽくても、使い飽きたとしても、それでも使い続けるべきなのだ。
また、普段からセールスライティングの勉強をしている私たちとは違い、多くのお客様はそこまで広告文に触れる機会は多くない。
(いや、正確には毎日大量の広告文に触れてはいるが、それを”意識”はしていない。)
なので、ありきたりな「無料の〜」といったフレーズほど、お客様の興味を惹きつける。
ついでに言っておくと、フレーズだけではなく特定のヘッドラインなども効果のあるとされるものを使い倒そう。
たとえば
私がピアノの前に座るとみんな笑った。でもピアノを弾き始めると…」
(ピアノコピー)
25年前のあるうららかな晩春の昼下がり、2人の若者が同じ大学を卒業しました。(中略)何がその違いを生んだのでしょうか?
(ウォールストリートジャーナル)
といったコピーから始まるランディングページ(セールスレター)は、今でも大きな反応を得られる。
くれぐれもセールスライターとして勉強をする中で「飽きてしまったフレーズ・コピー」を蔑ろにすることの無いように!
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