【能力向上】セルフハンディキャッピングの正しい克服法3選!

この記事では、『セルフハンディキャッピング』という概念や、その克服法をご紹介しています。

あなたもテスト勉強中、急に部屋の片付けをしたくなった経験があるのではないでしょうか?

 

セルフハンディキャッピングが癖になってしまうと、努力をする能力や目標に向かって頑張るモチベーションが保てなくなります。

そうならないためにも、この機会にセルフハンディキャッピングが起こる原因や克服法を学んでおきましょう。

セルフハンディキャッピングとは?

セルフハンディキャッピングとは、失敗したことの原因を自分以外に求め、成功したことについては自分に起因させるような行動や行為を指す概念です。

 

例えば資格試験を例に挙げると、あえて資格試験の勉強をサボることをセルフハンディキャッピングと言います。

 

もし、その状態で試験を受けて不合格の場合、「勉強時間が足りなかったから仕方がない」と自尊心を守ることができます。

逆に合格した場合は、「勉強時間が足りなかったのに合格した自分はすごい!」と、こちらも自尊心を高めることができますよね。

 

このように、あらかじめ自分に不利な行動をしておいて、結果がどちらに転んだ場合でも自尊心を守ろうとするのが、『セルフハンディキャッピング』という概念です。

セルフハンディキャッピングの種類

セルフハンディキャッピングには、大きく分けて以下の2つの種類があります。

  • 獲得的セルフハンディキャッピング
  • 主張的セルフハンディキャッピング

自尊心を守るという目的は同じですが、上記の種類はそのための手段が異なります。

それぞれがどんな『セルフハンディキャッピング』なのか。具体例と一緒にこれらの特徴をみていきましょう。

獲得的セルフハンディキャッピング

獲得的セルフハンディキャッピングは、あえて自分にとって不利となる行動を行うことを言います。

例えば、試験やテストの本番が迫ってくると、唐突に部屋の片付けを始めるというのは、あなたも経験があるのではないでしょうか?

 

獲得的セルフハンディキャッピングは主に、自分への言い訳として使われることが多いです。

「今回、結果が出なかったのは部屋の片付けをしていて、勉強の時間が取れなかったから」と考えることで、自分の能力不足から目をそらすことができます。

主張的セルフハンディキャッピング

主張的セルフハンディキャッピングの代表例としては、テストの当日になって友達に「全然勉強してない」と伝えるものがあります。

 

主張的セルフハンディキャッピングは主に、他者への予防線として使われることが多いです。

あらかじめ予防線を貼っておくことで、たとえテストの結果が悪くても友達にバカにされず済むといった意図があります。

 

他に有名なところで言えば、「俺、今日全然寝てないんだよね」というのも、主張的セルフハンディキャッピングの代表例と言えるでしょう。

 

総じて、自分自身に対する保険をかけるのが獲得的セルフハンディキャッピング、他者に対する保険をかけるのが主張的セルフハンディキャッピングと覚えましょう。

セルフハンディキャッピングの弊害

セルフハンディキャッピングは、自尊心を守るという意味では、決して悪いものではありません。

だからといって、日頃から予防線を貼り続けるのはお勧めできません。

 

なぜなら、セルフハンディキャッピングには致命的な弊害があるからです。

これらの致命的な弊害を知ってもなお、自分を騙し続けますか?

弊害1 成長には繋がらない

一つ目の弊害は、成長に繋がらないということです。

なぜなら、セルフハンディキャッピングの主な役割は『失敗した時の保険』だからです。

 

例えば、テストの例で言えば、確かに悪い点を取ってしまっても、「今回は仕方がない」と自尊心を守ることができます。

ですが、セルフハンディキャッピングで自尊心を守っても、本当の目的(=テストで良い点をとる)ことには繋がりません。

 

気持ちはわかりますが、失敗した時の言い訳を考える時間をテスト勉強に充てた方が、どう考えても生産的ですよね。

弊害2 努力をしなくなる

セルフハンディキャッピングのもう一つの弊害は、『努力をする努力』ができなくなることです。

 

なぜなら、セルフハンディキャッピングとは、いわば『失敗の保険』を用意することに他ならないからです。

失敗しても良いことに対して、真剣に努力することは、多くの人にとって難しいのではないでしょうか?

 

さらに、セルフハンディキャッピングは無意識的に起こる防衛反応でもあります。

つまり、自分では努力をしているつもりでも、気づかないうちに、努力を怠ることが『当たり前』になってしまうことが多いのです。

セルフハンディキャッピングを克服には?

ここからは、セルフハンディキャッピングを克服するための方法をご紹介します。

自尊心を守ることも時には大切ですが、基本的には自分の目指すものに向けて最善の努力をした方が良いと思いませんか?

 

ここで紹介することを意識するだけでも、無意識的に『保険』をかけてベストを尽くせない自分から決別することができるようになります。

なので、もう一度集中して続きを読んでみてください。

セルフハンディキャッピングの概念を理解する

セルフハンディキャッピングを克服するために最も大事なのが、『セルフハンディキャッピング』という概念を理解することです。

 

前述したように、セルフハンディキャッピングは基本的に無意識的に発生します。

つまり、この概念を知らないと、そもそも注意のしようがないんですよね。

 

『セルフハンディキャッピング』という概念があることを知っておくだけで、テスト勉強中に部屋の片付けをしたくなった時に、「あ、これがセルフハンディキャッピングか!」と気付くことができるようになります。

気付くことさえできれば、自分自身でもう一度気を引き締め直すなどの対策を取ることができるので、セルフハンディキャッピングの克服に繋がります。

失敗を恐れすぎない

セルフハンディキャッピングが起こる背景には、『失敗したらどうしよう』という恐怖があることが多いです。

でも、冷静に考えると、世の中には上手くいくことよりも失敗することの方がはるかに多いと思いませんか?

 

確かに、自分を対象として考えると、失敗したくないという気持ちはとてもよくわかります。

でも、『これが他者だったら』と考えてみたらどうでしょう?

  • やる前から失敗した時の言い訳を用意して、努力を怠る人
  • 上手くいくかはわからないけど、自分なりに精一杯努力をしている人

どう考えても、後者の方が魅力的ですよね。

 

精一杯頑張って努力をした人は、たとえ結果が悪くても恥ずかしいという感情は湧いてきません。

それどころか、今の自分の実力を素直に受け止めて、より努力をできるようになります。

成功する理由に目を向ける

セルフハンディキャッピングが起こる原因の一つに、『失敗したらどうしよう』という恐怖があることは前述しました。

そこで、この心理をもう一歩踏み込んで考えて見ましょう。

 

つまり、失敗したらどうしようという恐怖の背景には、『もしかしたら失敗するのではないか?』という不安があるということです。

言い換えると、頭の中が『失敗する理由』に支配されているわけなんですね。

 

そこで、意図的に頭の中を『成功する理由』で埋め尽くすのが効果的です。

例えば、テスト勉強でいうなら、解いた問題の数やこれまでの勉強時間などを思い返してみます。

 

すると、「自分はこれだけのことをやっているのだから、テストもきっといい点数が取れる」と自信を持てるようになります。

そのためにも、日頃から目標に向けてやってきた行動の記録を録っておくのがおすすめです。

セルフハンディキャッピング まとめ

今回は、『セルフハンディキャッピング』という概念についてご紹介しました。

 

おさらいですが、セルフハンディキャッピングを克服するには、

  • セルフハンディキャッピングの概念を理解する
  • 失敗を恐れすぎない
  • 成功する理由に目を向ける

という3つのポイントを意識してみてください。

 

 

どちらかというと、メンタル的な克服法なので、いきなり全てを意識するのは難しいかもしれません。

ですが、どれか1つだけでも意識することで、セルフハンディキャッピングの弊害はかなり抑えることができるはずです。

 

努力をするのは難しいですが、だからこそ努力できる人ってそれだけでカッコいいですよね!

この記事の内容が、少しでもあなたの努力のモチベーションを高める助けになれば嬉しいです。