心理学検定の合格基準は何点?最短で合格する勉強法もあわせて紹介!

この記事では、『心理学検定の合格基準』について詳しく解説していきます。

 

この手の資格試験はどうしても「どこまで勉強すればいいんだろう?」という不安が常につきまとうもの。

あらかじめ必要な努力量が分かっていれば、余計な不安を抱えることなく目の前の勉強に集中できるようになります。

 

今回は、心理学検定の合格基準はもちろん、その基準を超えるためにどれくらいの勉強時間を確保すればいいのかや、効率的な勉強方法についても紹介しています。

さらに、実際に心理学検定を受験して分かった『覚えておきたい心構え』も紹介しているので、ぜひ最後まで記事を読んでみてください。

心理学検定の仕組み

心理学検定は、その他の一般的な検定試験である漢検や英検とは少し違った仕組みとなっています。

というのも、心理学検定はA領域5科目、B領域5科目の計10科目で構成されており、そのうちの何科目に合格したかによって、もらえる級が決まる仕組みになっているからです。(下の表を参照。)

合格条件
特1級 A領域5科目、B領域5科目の合計10科目全てに合格
1級 A領域4科目を含む合計6科目に合格
2級 A領域2科目を含む合計3科目に合格

 

よって、この記事のテーマでもある『合格基準』というのは、級をもらうための基準ではなく『それぞれの科目で合格する点数の基準』という意味です。

この心理学検定の独特な仕組みを押さえた上で、この記事の内容(心理学検定の合格基準は何割なのか?)をご覧ください。

 

心理学検定の基本的な内容に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

心理学検定の合格基準は約6割!

心理学検定の公式HPにある『心理学検定受検ガイド概要』で以下のような記載があります。

各科目の合否判定の基準は、約6割の正答率を目安とします。ただし、出題問題の難易度によって基準が変動する可能性があります。

引用:http://www.jupaken.jp/preface/summary.html

つまり、心理学検定の合格率は『約6割』ということです。心理学検定の問題は各科目ごとに20問あるので、そのうちの12問に正解すれば合格できるということになります。

心理学検定の問題は決して簡単なものではないですが、しっかりと勉強さえしていれば、6割の点数は十分に取ることが可能です。

 

注意ポイント!

実際の試験では一部、応用問題なども出題されるので、普段の勉強の段階(過去問など)では8割以上の点数を取れる状態にしておきましょう。

2018年からは合格基準が『絶対評価』に変わった

第10回(2017年)までの心理学検定では合格基準が『相対評価』だったのに対し、第11回(2018年)以降は合格基準が『絶対評価』に変わりました。

 

相対評価と絶対評価
  • 相対評価:参加者のうちの上位何割に入っているかという判断基準
  • 絶対評価:参加者の点数に関係なく、特定の点数以上かどうかという判断基準

 

つまり、以前は全参加者の上位6割に入っていれば合格だったものが、第11回以降は参加者の点数に限らず『6割以上の点数を取れているかどうか』で合否が決まる仕様になったということです。

つまり、他の参加者とは関係なく、問題が難しければ難しいほど合格率が低くなる仕様に変わったと考えてください。

 

相対評価から絶対評価への仕様変更は、人によって捉え方は様々ですが、どちらかというと『合格が厳しくなった』と考える人の方が多いようです。

ただし、前述したように『心理学検定受ガイド概要』には、「出題問題の難易度によって基準が変動する可能性があります。」という記載があるので、6割に満たなくても合格する場合もあるのかもしれません。

受験者の実感『合格基準6割って難しいの?』

これから心理学検定の受験を考えている人にとって、この6割という合格基準が簡単なのか難しいのかは気になるところでしょう。

 

これは僕の実感値になってしまうのですが、結論から言うと『ちゃんと勉強をしていればそれほど難しくないライン』と言えます。

逆に、ある程度心理学をかじっている人でも、油断して勉強量が足りないと合格するのは難しいという絶妙なラインです。

 

合格基準が6割というのは決して厳しいラインではありませんが、心理学検定の問題はかなり難しいものも含まれているので、ある程度の勉強量は確保するようにしてください。

筆者が心理学検定にかけた勉強時間

僕が心理学検定の勉強を始めたのは、申し込みをした後からなのでだいたい6月中旬から8月中旬までの2ヶ月ほどです。

毎日仕事終わりに1時間ほどカフェで勉強をして、週1の休日は4時間ほど勉強をしていました。ただ、実際は結構サボったりもしていたのでトータルでの勉強時間は『約 50時間』だったと思います。

 

そして、僕が受験した第12回の心理学検定の結果がこちらです。

2018年度 心理学検定 結果
(執筆者本人が撮影)
科目 偏差値 割合
原理・研究法・歴史 71 上位1.79%
学習・認知・知覚 73 上位1.07%
発達・教育 66 上位5.48%
社会・感情・性格 57 上位24.2%
臨床・障害 63 上位9.68%
産業・組織 65 上位6.68%

 

一応、もともと大学で心理学を専攻していたのですが、実際に勉強をしてみると忘れている内容も多く、ほぼ『最初から勉強をし直す』という形でした。

また、自分で言うのもなんですが、偏差値から察するにかなり余裕をもって合格できたので、実際はもう少し勉強時間を減らしても合格できたと言えるでしょう。

 

よって、これから心理学検定を勉強する人もしっかり勉強していれば、合格自体はそこまで難しくないはずです。

あくまで個人の実体験ではありますが、「どれくらい勉強すればいいのか?」の参考にしてみてください。

心理学検定で6割の点数をとるための勉強法

ここからは、心理学検定の合格基準である『6割の点数』を取るための具体的な勉強法をご紹介します。

僕が心理学検定に向けて使った教材は以下の4冊だけです。

 

 

心理学検定のおすすめ勉強手順

効率の良い心理学検定の勉強方法
  1. 『公式問題集』で自分の今の実力を測る
  2. 『一問一答集』で基本的な用語を覚える(各章の最後の問題集に全て正解するまで。)
  3. 再び『公式問題集』に挑戦して、解けなかった問題の解説を読む
  4. それでも内容の理解が難しい場合は、『基本キーワード』で理解を深める
  5. 『公式問題集』を満点を取れるようになるまで繰り返し解く

 

僕がやったのはたったこれだけです。この勉強法は『満点』を目指すのには向いていませんが、『合格(6割)』を取るのであれば最も効率的な勉強法なので、ぜひ試してみてください。

ちなみに、A領域・B領域のより詳しい勉強法や勉強をする上でのポイントに関しては、それぞれ以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。

2019年度の心理学検定を受験して気付いた『大切な心構え』

最後に、僕が実際に第12回の心理学検定を受験して気付いたことをあなたにシェアします。それは『実際の試験では、かなり難しい問題も出題される』ということです。

 

上述したように、今回僕は、『心理学検定 公式問題集』の問題を完璧に解けるようにして試験に挑みました。

それでも試験本番では、それでも初めて見る問題などが思った以上にたくさん出題されていたのです。

 

第12回(2019年)の心理学検定では、『基本キーワード』や『公式問題集』にも載っていない画像が載っていて『この実験に関係の深い人物を答えよ』という問題などが出題されました。

 

もちろん、自分の持てる知識をフル活用して解答しましたが、正直に言うと試験結果がかえってくるまでは「やばい…落ちたかも」と内心ヒヤヒヤしていました。

試験結果を見ると、前述したようにかなり良い結果だったわけですが。

 

本番の心理学検定では、かなり専門的な内容や過去問にはなかった問題が高確率で出題されます。

ですが、そのような難問に惑わされず、基本的な問題をしっかりと取っていけば必ず合格基準を超えることができるようになっています。

 

なので、あなたにはぜひ『初めて見る問題や難しい問題に直面しても焦る必要はない』ということを覚えておいてほしいと思います。

心理学検定の合格基準 まとめ

今回は、心理学検定の合格基準についてご紹介しました。

この記事を読んで「どれくらい勉強すればいいの?」という悩みが少しでも解消されたら嬉しいです。

 

心理学検定の合格基準である『6割(絶対評価)』は、簡単ではないけれどしっかりと勉強をすれば誰でも合格できる絶妙なラインです。

ただし、記事内でもお伝えしたように、実際の試験ではいくつかの難問も出題されます。なので、過去問などで勉強をする際は8割以上、できれば満点を取れるようにしておくことを強くおすすめします。

 

ぜひ、『6割以上の点数』を目指して、心理学検定の勉強をしていきましょう。