専門分野が増える『Google式読書術』の黄金比率とは?

突然ですが、あなたは「気がついたらいつも同じジャンル(作家)の本ばかり読んでいる」と思ったことはありませんか?

しかし、それでは、新しい知識や違う人の視点での物の見方などを知る機会はほとんどありません。

 

そこで今回は、自分の好きなジャンルの知識を増やしながら、同時に「未知のジャンル」に挑戦するための読書法をご紹介します。

Googleの元CEO(最高経営責任者)、エリック・シュミットの経営方針を読書に応用した「Google式読書法」を、この機会にマスターしてください。

Googleの発展を大きく支えた”631”の法則とは?

Googleの会社では、「60:30:10」という数字が重要なキーワードになっています。果たして、この数字が何を意味するものかご存知ですか?

この数字は、Googleの元CEOであるエリック・シュミットが提唱したもので、仕事時間の割り振りに関する割合なのです。

 

具体的にいうと、

  • 仕事時間の60%は、自分の仕事に直接関係するものに充てる。
  • 仕事時間の30%は、自分の仕事に間接的に関係するものに充てる。
  • 仕事時間の10%は、自分にとって新しいことへの挑戦に充てる。

    という指針を表したものが、Googleの”631″の法則です。

    この法則のおかげでGoogle社は、仕事の効率を上げながら同時に、クリエイティブなアイデアを創造しているのですね。

    知識をバランスよく整える「Google式読書法」

    このGoogleの”631”の法則を読書に当てはめたものが、今回紹介する「Google式読書法」です。

     

    とは言っても、この法則をどうやって読書に当てはめればいいのでしょうか?

    というわけで、ここからは実際に僕も日頃から実践している「Google式読書法」を詳しく解説します。

     

    この読書法をマスターすれば、自分の専門スキルを磨きながら、さらに新しい専門スキルを増やしていくことが可能です!

    60%は、自分の仕事に直接関係するジャンルの本に充てる

    仕事で成果を出すために読書をする場合、最も比重を重くするのは当然のように「自分の仕事」に直接関係するジャンルの本になります。

    例えば、営業職の人であれば営業に関する本、部下を持つ管理職の人であれば、マネジメントに関する本などがこれに当たります。

     

    仕事においては、満遍なくいろんなことができる人よりも、専門的なスキルを持っている人の方が重宝されます。

    まずは自分の仕事に直結するスキルをしっかり習得することが最優先事項でしょう。

     

    僕の場合は、心理学、ライティングあたりが専門なので、これらの本は定期的に読むように心がけています。

    30%は、自分の仕事に間接的に関連するジャンルの本に充てる

    ほとんどの仕事は、「たった1つのスキル」で完結できるほどシンプルなものではありません。

     

    例えば営業の仕事を考えてみましょう。営業のスキルはもちろん必要ですが、それだけで仕事の成果を出すのは難しいのが現実でしょう。

    相手との関係をよくするコミュニケーション能力や、アポイントの数を増やすための時間効率化などの知識があれば、より仕事で結果が出やすくなります。

     

    このように、自分の仕事を影から支えてくれている「関連スキル」を習得するための本もある程度は読むべきです。

    僕の場合は、脳科学や学習法、マーケティングに関する本が、この30%の読書になります。

    10%は、新しいジャンルの本に充てる

    自分が知っていることだけを学び続けても、そのジャンル以外の知識を学ぶことは永遠にできません。

    よって、たまには自分が今まで触れたことのないジャンルの本に挑戦することで、より幅広い知識を吸収する頃ができます。

     

    例えば普段、ビジネス書しか読まないのであれば、たまには小説や古典文学などを読んでみるのもオススメですね!

    僕は最近、今まで触れたことのない「哲学」や「経営学」の本を読む機会がありましたが、読んでみるとこれがまた結構面白いんです!

    「Google式読書法」は何を基準にしても良い!

    僕はこの「Google式読書法」の割合を、書籍代を目安にして測っています。

     

    例えば、毎月の書籍代として「1万円」を確保していると想定しましょう。

    すると、自分の専門スキルに関する本に6千円、専門スキルの周辺分野に3千円、新しいジャンルに千円を使えるという計算になります。

     

    もちろん、「値段」以外にも「読書に充てる時間」や「本の数」などで、この割合を使用することもできるでしょう。

    とはいえ、これらの割合にあまりこだわる必要はありません。あくまで大事なのは、「たまには新しいジャンルの本にも挑戦する」ということなのですから。

    「Google式読書法」を使う際のワンポイントアドバイス

    ここまでの話を読んで、早速「Google読書法」を使ってみようと思ったかもしれません。

    しかし、実はこの方法、「未知のジャンルの本」の部分を実践するのが、想像以上に難しいのです。

     

    なぜなら、人は基本的に「変わらないこと」に安心感を覚えるので、未知のジャンルの本を購入することに抵抗感を感じるからです。

     

    今この瞬間は、「未知のジャンルの本も読もう!」と思っても、いざ書店に行って本を買うとなると、ついつい自分の好きな本を買ってしまいたくなるはずです。

    美味しいものは後に取っておこう!

    そこでおすすめなのが、「月の初めに1冊、未知のジャンルの本を買う」と決めてしまうことです。

     

    よほどの読書家でもない限りは、月に読む本の10%(=未知のジャンルの本)と言ったら、1冊くらいになるはずです。

    なので、月初めに1冊だけ新しいジャンルの本を買ってしまえば、それ以降は好きなように自分が興味のある本を買って良いということになります。

     

    「Google式読書法」を使う際のポイントは、美味しいものを後にとっておくことですね。

    知識をバランスよく吸収する「Google式読書法」 まとめ

    今回は、自分の専門スキルを強くしながらも、新しい知識にも触れることができる「Google式読書法」をご紹介しました。

     

    僕もこの方法を読書に取り入れてから、「普段なら絶対に読まないような本」を読む機会が増えました。

    その結果、「あ、この考え方は使える!」など、自分の専門スキルに応用することもできるようになりました。

     

    ぜひ、10%だけで良いので、今まで喰わず嫌いをしていた本のジャンルにも挑戦してみてはいかがでしょうか?