読書が上手い人、下手な人の1番の違いは「目次」の読み方にあり!

あなたは本を読む際に、目次をしっかりと読んでいますか?

実は、本を読むのが上手い人と下手な人の一番の違いは、この目次を扱い方にあります。

 

目次は、その本の全体像をどこよりも簡潔にまとめてくれています。また、実はコツさえつかめば「その本の内容や重要なポイント」を見つけることだってできるのです。

この記事では、それほど大事な「目次」を読むメリットや、具体的にどこに注目して目次を見ればいいのかといったコツを解説します。

目次を読まない読書はあり得ない

本の中で一番大事なページはどこかと聞かれたら、僕はノータイムで「目次!」と答えます。

これは、本を読むのに慣れている人なら、誰もが納得してくれることです。 ですが、多くの人は残念ながら、目次をしっかり読む事の重要性を知らずに、最悪の場合は目次を読まない人すらいます。

 

はっきり言って、読書をする際に目次を読まないなんて、「本を読む意味がない」と言っても過言ではないほど愚かな行為です。

「目次1つでそんな大げさな…」と思うかもしれませんが、今回の記事を最後まで読めば、今まで目次を読み飛ばしてきた過去の自分をぶん殴りたくなるはずです。

読書における目次の5つのメリット

どうして読書家は、それほどまでに目次を重要視するのか?

それは目次を読むことで得られる5つのメリットと重要性をしっかり認識しているからです。

目次を読むことのメリット
  1. 全体の構造がわかる
  2. 読むべき場所を絞れる
  3. 著者の主張の中心が推測できる
  4. その本のキーワードを把握できる
  5. 本の内容の記憶に利用できる

1、全体の構造が分かる

目次は、いわばその本の構造を非常に簡潔にまとめてくれている部分です。

つまり、目次さえ読めば「その本がどんなテーマについてどのような筋道で解説しているのか」が一目瞭然になります。

 

人の記憶のメカニズムとして、先に全体像を把握してからより細かい部分を覚えた方が、効率的に記憶できるのは知っての通りです。

本全体の構造を目次で把握することは、その本の内容をより正確にかつ効率的に記憶することに繋がります。

2、読むべき場所を絞れる

とある研究によると、本の中で自分が本当に読むべき箇所は平均して7~11%という結果が出ています。

つまり、本を端から端まで読むのは圧倒的に時間の無駄なのです。効率的な読書とは、その本から知りたい内容だけをいち早く探し出す読書です。

 

目次の見出しを読めば、自分がすでに知っている内容と今まで見たことがない読むべき内容を大まかに予測できます。

自分がまだ知らない内容に絞って知識を吸収することで、効率的かつ自分に必要な部分だけに絞った読書が出来ます。

3、著者の主張の中心が推測できる

実は目次のある部分を読むだけで、「著者が最も力を入れて書いた部分」をある程度見つけることができるのです。

 

そのある部分とは、「ページ数」と「小見出しの数」です。 例えば、第1章が30ページ、第2章が48ページだとしたら、著者の主張は第2章にある事は想像できますよね。

また、第1章の小見出しの数が5個、第2章の小見出しの数が11個とかだったら、重要な内容は9割方、第2章に書かれているという推測が立つのです。

4、その本のキーワードが把握できる

基本的にその本の中で重要なキーワードほど、目次の至る部分で登場します。

つまり、目次でたくさん使われている単語は「その本を読む上でのキーワード」になることがほとんどです。

 

キーワードさえわかってしまえば、その本の内容をより深く理解できるようになりますし、印象に強く残るため、本の内容も覚えやすいのです。

5、本の内容の記憶に利用できる

これは、本を”読んだ後”に使えるテクニックです。

読了後に、目次を見返して「各章ごとに内容を軽く思い出す」という作業をすることで、自分がどの程度本の内容を覚えて入るかをテスト出来ます。

 

やってみると、意外と「あれ?この章ってどんな話をしてたっけ?」と思い出せないことに自分で驚くことでしょう。

逆に、「読了後に目次を読んで内容を思い出す」と頭に入れたうえで本を読めば、漠然と本を読んだときに比べて、圧倒的に内容を記憶に残しやすくなります。

目次を”読書”する際のポイント

読書において、目次がどれほど重要なポイントであるかが分かったところで、次は「どのような視点で目次を読めばいいのか?」についてお伝えします。

まずは大枠から把握する

本の中には、目次が「第〇章→章の内容を小分けにしたタイトル」という形式になっていることが多いです。

この際にやってはいけないのは、第1章→第1章の小見出し→第2章→第2章の小見出し→…という読み方をすることです。

 

前述した通り、人の記憶は全体像→細かい部分の順番で覚える特性があります。

つまり、目次を読む際の正しい順番は、第1章→第2章→…最終章→第1章の小見出し→第2章の小見出し→…という読み方です。

 

大枠を全て読んだ後に、細かい小見出しを読んでいく。これが目次の「正しい読み方」です。

自分の知らないキーワードに注目する

読書をする際に大事なのは、「自分の知らないこと」を新しく知る事です。逆に、自分がすでに知っている内容は読む必要がありません。

目次の中で「自分の知らない言葉」を探すのが、目次を効率的に読む際のポイントです。

 

自分が知らない言葉がある部分のページ数を確認して、いきなりそこから読み始めるのも「速読」の1つの方法です。(ワープ読書術と言われています。)

1章しか読めないとしたら思考

目次を見ながら、「もしもこの本のうち、どれか1章しか読めないとしたら自分はどこを読むか?」と考えてみましょう。

つまり、目次から「自分にとって最も読むべき1章」をピックアップするのです。 その部分は必ず、自分がその本の中で最も興味を惹かれ読みたいと思う部分です。

 

最終的には全ての内容を読むとしても、最も興味のある部分から読み始めることで、非常に高いモチベーションで本を読み始めることができるのです。

ちなみに、この思考で考えた時、第1章が選ばれることはほとんどありません。第1章は概念などが述べられることが多く、小難しいことが多いのです。

記憶の想起に使う

これは目次を読むメリットでも述べた”目次の活用法”ですが、本を読み終えた後に「その章・小見出しには何が書いてあったか?」と振り返るのは非常にお勧めです。

本を読み終えた後に5分だけでもこの「思い返し」をしておくと、本の内容のインプットが圧倒的にはかどります。

 

また、最初に目次であたりを付けた「自分が読むべき箇所」が本当に自分が読むべきだったかどうかも振り返りましょう。

この練習を続けることで、次第に目次から各章の内容を把握する精度がどんどん高まります。

読書における目次の重要性まとめ

今回は、読書をするうえで一番力を入れるべき『目次の読み方』についてご紹介しました。。

目次を読むことで得られる想像以上のメリットと、具体的な目次の読み方を知る事は、効率的に内容を記憶し、本を早く読むために必須の知識です。

 

実は、目次は著者も非常に気を使っているところで、場合によっては目次だけは編集者が作るというほどデリケートで重要視されている部分なのです。

読書をする上で、目次を読むことは大切というどころか「必須」という事です。次に読む本はぜひ、目次とにらめっこする時間をぜひ設けてみてください!